concrete5の新規グローバルエリアを追加する方法 – ver5.7以降
concrete5ではメインナビゲーションなど共用可能なブロックをグローバルエリアに登録しておくとウェブサイトの管理が非常に楽になります。
しかし、いざ新規グローバルエリアを追加しようとconcrete5の管理画面に行っても「新規スタック」ボタンはあるものの、「新規グローバルエリア」のボタンが存在しません。今回は、新規グローバルエリアの追加方法をご紹介します。
※concrete5 ver 8.2で説明していきますが、5.7以降であればほぼ同じです。
concrete5の管理画面からはグローバルエリアが追加できない
管理画面 > スタック&ブロック > 「スタック&グローバルエリア」へ行くと、登録されているスタック、スタックのフォルダ、グローバルエリアの一覧が表示されます。
右上に新規スタックと新規フォルダの追加ボタンはあるのですが、新規グローバルエリアのボタンが存在しません。
グローバルエリア一覧
更に「グローバルエリア」をクリックして登録済みのグローバルエリアの一覧が表示されますが、新規グローバルエリアのボタンはありません。
登録済みグローバルエリアの削除はできる
それぞれのグローバルエリアの詳細ページへ行くと、新規ブロックの追加や編集、更にはグローバルエリアの削除もできるのですが、グローバルエリアの追加ができない!
concrete5の新規グローバルエリアの追加方法
結論から言うと、concrete5の管理画面からは新規でグローバルエリアは追加できません。テーマのテンプレートファイルに直接記述しないと管理画面上にはグローバルエリアが現れないのです。
テーマのテンプレートファイルにコードを記述
テンプレートファイル内にグローバルエリアを表示させたい場所に以下のコードを記述するだけでOK!
new GlobalArea(‘Site Catchcopy‘);の部分は任意でグローバルエリアの名前を付けます。
$a = new GlobalArea('Site Catchcopy');
$a->display();
フロントページから編集できないようにする場合は、$a->disableControls();を追加します。
$a = new GlobalArea('Site Catchcopy');
$a->disableControls();
$a->display();
管理画面のグローバルエリア一覧を再読み込み
管理画面のグローバルエリア一覧に戻って、ページを再読み込みすると、テンプレートファイルに記述したグローバルエリアが一覧の中に追加されます。
あとは、追加したグローバルエリアにブロックを追加するだけです。
まとめ
concrete5の管理画面からグローバルエリアが簡単に追加できないのはちょっと不便ですね。テンプレートファイルを修正できない方にはちょっとハードルの高い作業になってしまいます。
concrete5を使ったホームページ制作やサイト構築、カスタマイズなどのご相談やご依頼を承ります。